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李明博元大統領「言葉慎む」取調室へ 捜査反対の世論薄く

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李明博元大統領「言葉慎む」取調室へ 捜査反対の世論薄く

ソウル中央地検に出頭した韓国の李明博元大統領(手前左)=14日(共同) ソウル中央地検に出頭した韓国の李明博元大統領(手前左)=14日(共同)

 朴槿恵前大統領の逮捕から1年もたたず、韓国でまた、大統領経験者が大規模な汚職疑いで取り調べを受けた。14日、ソウル中央地検に出頭した李明博元大統領は「言いたいことは多いが言葉を慎む」と主張しながら、認否を問う記者の質問は無視し、取調室へ向かった。

 昨年3月末の朴前大統領の逮捕前には数百人以上の熱狂的な支持者が朴氏の自宅や地検の前で抗議を繰り返したが、李氏にはそうした支持層はない。捜査に反対する世論はほとんどなく、李政権時代の与党の後身「自由韓国党」も捜査批判を控え、李氏には支援勢力もない状況だ。

 地検前では李氏の腹心と目される李政権時代の閣僚経験者を含む二十数人が「文在寅政権は政治報復をやめろ」と捜査に抗議した。そばでは、李政権で労働環境が悪化したと訴える労働組合員や環境が破壊されたとする環境団体のメンバーら計約50人が「李明博を逮捕しろ」とシュプレヒコールを上げた。(共同)

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