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山梨・笹子トンネル事故で中日本高速道路前社長ら10人不起訴へ 甲府地検

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山梨・笹子トンネル事故で中日本高速道路前社長ら10人不起訴へ 甲府地検

 平成24年12月の中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故で、業務上過失致死傷の疑いで山梨県警に書類送検された中日本高速道路(名古屋市)の金子剛一前社長(74)ら8人を含む同社と子会社の関係者計10人について、甲府地検が嫌疑不十分で不起訴処分とする方針を固めたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、専門家への聞き取りなどを踏まえ、当時のマニュアル通りに打音検査や触診を実施していたとしても、点検の精度から、天井板崩落を具体的に予見できなかった可能性があるとの見方を強め、事故と過失の因果関係の立証は困難と判断したとみられる。

 書類送検された8人とは別に、地検は学者らのグループが業務上過失致死傷容疑で告発した中日本高速の矢野弘典元会長(77)と、高橋文雄元社長(70)の2人について14日までに告発を受理しており、あわせて不起訴処分とする。

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