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【法廷から】知らない男が「悪魔が移るよ」「首だよ、首」…夢追う女性劇団員を殺害した言い訳

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【法廷から】
知らない男が「悪魔が移るよ」「首だよ、首」…夢追う女性劇団員を殺害した言い訳

戸倉高広被告の公判が開かれた東京地裁 戸倉高広被告の公判が開かれた東京地裁

犯行を指示する「声」

 戸倉被告が被告人質問で語った犯行の主な経緯は次の通りだ。

 27年8月25日未明、引っ越し作業中に一息つこうと近くのコンビニに立ち寄った戸倉被告が帰宅途中の加賀谷さんを見つけた。

 「地元に戻る前に、東京のつながりになってほしかった」

 戸倉被告は連絡先を聞こうと後をつけ、加賀谷さんのマンションまでたどり着いた。そこで突然「悪魔が移るよ」「早く倒さないと」などという知らない男の声が聞こえたという。

 「その声に従わなくちゃいけないと思いました」と戸倉被告は供述する。

 戸倉被告は加賀谷さんの部屋に入り、加賀谷さんの口を手でふさいた。さらに「首だよ、首」「コード」といった男の声に従って、床にあおむけになった加賀谷さんの首を手や扇風機のコードで締め、殺害。その後は「自分の指紋が付いていると見つかる」と考え、加賀谷さんの服を脱がせ持ち帰るなどしたという。

臆病な人格と大胆な犯行

 犯行の数日後、戸倉被告は実家に転居した。警視庁は当初、犯行の様子などから顔見知りや近所に住む人物の犯行の可能性があるとみて捜査。その後、事件後に周辺から引っ越した人物などに捜査対象を拡大し、28年3月に加賀谷さんと面識のない戸倉被告を逮捕した。

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