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【埼玉少女誘拐】フラッシュバックに苦しむ被害少女、社会復帰へ努力

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【埼玉少女誘拐】
フラッシュバックに苦しむ被害少女、社会復帰へ努力

2016年4月1日、送検のため埼玉県警朝霞警察署を出る寺内樺風被告=埼玉県朝霞市(大西史朗撮影) 2016年4月1日、送検のため埼玉県警朝霞警察署を出る寺内樺風被告=埼玉県朝霞市(大西史朗撮影)

 埼玉県朝霞市の誘拐事件で約2年ぶりに保護された少女(17)は、心の傷に苦しみながらも日常を取り戻そうと努力している。「決して許さない」。両親が法廷で訴えたのは、かけがえのない時間を奪った寺内樺風被告(25)への怒りと、愛する娘への思いだった。

 少女は中学1年だった平成26年3月10日、突如姿を消した。自宅郵便受けには「さがさないで」と書かれた自筆のメモ。被告が書かせたとされる。「娘が家出するわけがない」。両親はそう信じてチラシやインターネットで情報提供を呼び掛け続けた。父親は「想像を絶する苦痛だった」。

 両親が捜していることを被告宅のパソコンで知った少女。28年3月27日、意を決し、東京都中野区にある被告宅から逃げた。

 母親の証言によると、少女は体調が安定しない中、勉強をやり直すなど社会復帰を目指している。今も1人になることができず、夜中に跳び起きるなどフラッシュバックに苦しんでいるという。

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