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【東日本大震災7年】3県警の一斉捜索見直し 発見難しく

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【東日本大震災7年】
3県警の一斉捜索見直し 発見難しく

岩手県宮古市の海岸で行方不明者の手掛かりを捜す岩手県警の警察官=11日 岩手県宮古市の海岸で行方不明者の手掛かりを捜す岩手県警の警察官=11日

 東日本大震災で、月命日の11日前後に実施してきた行方不明者の一斉捜索を、岩手県警が4月から見直し、警察署ごとの判断に切り替える。7年がたち、手掛かりの発見が難しくなっていることが背景にある。宮城、福島両県警も既に見直しているが、捜索継続を求める家族は多く「打ち切りではなく、実情に合わせて続ける」としている。

 岩手県警によると、捜索はこれまで沿岸五つの警察署が一斉に実施。平成24~29年で延べ約9500人を動員し、月命日を中心に350回以上捜索してきた。

 岩手県の行方不明者は1116人(9日現在)。遺体や身元の特定につながる手掛かりの発見は年々難しくなっている。不明者の発見は、震災が発生した23年は4667人だったが、24年は5人になり、25年以降はゼロ。

 今後は全署一斉ではなく、不明者が多くいる地域などを警察署ごとに判断する。

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