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【東日本大震災7年】失われた命、悲しみ深く 84人犠牲の大川小で追悼

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【東日本大震災7年】
失われた命、悲しみ深く 84人犠牲の大川小で追悼

津波で児童と教職員計84人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の校舎で東日本大震災発生時刻に合わせ黙祷をささげる遺族と住民ら=11日午後、宮城県石巻市(佐藤徳昭撮影) 津波で児童と教職員計84人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の校舎で東日本大震災発生時刻に合わせ黙祷をささげる遺族と住民ら=11日午後、宮城県石巻市(佐藤徳昭撮影)

 東日本大震災の津波で児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小の旧校舎には11日、遺族や県内外の人が追悼に訪れ、多数の命が失われた深い悲しみに包まれた。

 午後2時46分、紫桃隆洋さん(53)は、亡くなった次女千聖さん=当時(11)=が学校生活を過ごした5年生の教室で黙祷(もくとう)。「午前中はお墓参りをして、頑張っているよと報告した。娘に対する思いだけでやってきたが、成長した同級生を見て、7年という時間を感じた」と思いを語った。

 息子を亡くした遺族会会長の永沼由美子さん(47)は慰霊法要で「今日は子供たち、先生、学校のことをたくさん思い出して祈りたい」と呼び掛けた。

 横浜市港北区からサッカークラブの仲間と来た小学6年、吉村涼君(12)は「コンクリートの渡り廊下が倒れていて津波の威力を感じた。自分たちと同じような子供たちが亡くなり、悲しい」と話した。

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