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【東日本大震災7年】飯舘村で「ふるさと住民票」交付スタート 避難の元村民と交流維持

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【東日本大震災7年】
飯舘村で「ふるさと住民票」交付スタート 避難の元村民と交流維持

「ふるさと住民票」を交付する飯舘村の菅野典雄村長(右)、漫画家のわたせせいぞうさん(中央)と、受け取る福島大の学生=10日、同村役場(内田優作撮影) 「ふるさと住民票」を交付する飯舘村の菅野典雄村長(右)、漫画家のわたせせいぞうさん(中央)と、受け取る福島大の学生=10日、同村役場(内田優作撮影)

 福島県飯舘村は10日、東京電力福島第1原発事故で避難先に住民票を移した元村民らに、登録すれば村のイベントなどに参加できる「ふるさと住民票」の交付を始めた。バスツアーや農業体験を通じて、村とのつながりを維持するのが狙い。

 制度を提唱している民間シンクタンク「構想日本」によると、導入は全国で6例目。昨年3月末に村の大部分で避難指示が解除されたが、今年3月1日時点で村内に居住するのは事故前の約1割の618人にとどまる。

 村役場で開かれた交付式で、菅野典雄村長は「村内外の人の力を合わせて復興に取り組みたい。ふるさと住民票を通じて多くの人に応援をしてもらえれば心強い」と期待を込めた。交付第1号となったのは、避難後に福島市に住民票を移した佐藤道子さん(70)で、「住所を移しても村は大好きな場所。これからも村の行事に関わっていきたい」と話した。

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