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【東日本大震災7年】原発被害の「低認知」に注意 宇都宮大・清水准教授「風化に危機感」 

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【東日本大震災7年】
原発被害の「低認知」に注意 宇都宮大・清水准教授「風化に危機感」 

福島第1原発事故の「低認知被害」の問題を訴える清水奈名子准教授=宇都宮市峰町の宇都宮大峰キャンパス 福島第1原発事故の「低認知被害」の問題を訴える清水奈名子准教授=宇都宮市峰町の宇都宮大峰キャンパス

 東日本大震災に伴う福島第1原発事故で栃木県内も放射性物質が拡散した。福島県の被害が大きく注目された一方、栃木県内の実態が広く議論されることはなかった。県内などの「低認知被害」や風化が進む原発被害の問題を指摘する宇都宮大国際学部の清水奈名子准教授(42)に、現状や課題について聞いた。

 --震災から7年。栃木県内の課題は

 「県境で止まるわけもない放射能汚染の問題が、福島県だけの問題とくくられて議論されてきた感じがある。栃木だけでなく周辺の県でも低認知被害の問題があるが、住んでいる人も知らないことが多い。放射能の影響は長期にわたる。7年たったから終わるという問題ではなく、これからも取り組む必要がある」

 --放射性物質の拡散の問題は被害が見えにくく、沈静化している。現状をどう見るべきか

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