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【東日本大震災7年】故郷を思って歌い続ける シンガーソングライター、牛来美佳さん(32) 福島から避難、群馬で活動

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【東日本大震災7年】
故郷を思って歌い続ける シンガーソングライター、牛来美佳さん(32) 福島から避難、群馬で活動

太田市に避難している牛来美佳さん。11日の長岡寺ライブでは華麗な歌声を披露する=同市飯塚町(平田浩一撮影) 太田市に避難している牛来美佳さん。11日の長岡寺ライブでは華麗な歌声を披露する=同市飯塚町(平田浩一撮影)

 東日本大震災は間もなく発生から7年を迎える。群馬にも多くの人が移り住み、新天地での生活や仕事に希望を見出している人もいるが、それぞれの故郷への思いは消えない。東京電力福島第1原発事故の影響で福島県浪江町を離れ、避難先の太田市を中心に活動するシンガー・ソングライターの牛来(ごらい)美佳さん(32)は再び故郷で暮らす日が来るのを信じて、歌い続けている。(平田浩一)

 「現実問題として、難しいとか無理だとかが正直、前提になってしまいますが、浪江町に戻りたい気持ちはもちろんあります」

 震災以降、福島県郡山市などで避難生活を送り、最終的に10代のころに数カ月過ごした経験がある太田市に長女とともに移り住んだ。

 「自分の生活を考えさせられた7年間だった。最初の3年間は、とにかくどこでも歌を聴いてほしい、聴いてほしいと突っ走った」

 一方で、太田市への愛着も深くなっていった。

 「シンガー・ソングライターの活動がなければ、人との出会いもなかった。それで今があるんだと思うと、これからは太田が故郷のような気持ちに定着していくのではないでしょうか」

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