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新燃岳火口内に溶岩ドーム 円形に盛り上がる

宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳から上がる噴煙=7日午前6時15分、鹿児島県霧島市から(無人リモートカメラで撮影) 宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳から上がる噴煙=7日午前6時15分、鹿児島県霧島市から(無人リモートカメラで撮影)

 国土地理院は7日、爆発的噴火が続いている宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳(1421メートル)の火口の内側に、円形に盛り上がった直径約550メートルの地形変化を確認したと発表した。専門家は、噴火による新たな溶岩でできた「溶岩ドーム」としている。

 国土地理院によると、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の陸域観測技術衛星「だいち2号」の観測データを基に分析。昨年10月末にはなかった盛り上がりを確認し、3月6日には直径約450メートル、7日には同約550メートルに拡大していた。

 盛り上がりは火口東側に接しており、接している部分の標高は約1370メートルという。

 中田節也東京大教授(火山地質学)は、火口の内側に地下から出てきたマグマが厚みを持って固まった溶岩ドームができたと指摘。すでに平成23年の噴火で出た溶岩で火口が浅くなっており「今後、溶岩があふれて流れ出すと、火砕流を引き起こす可能性がある」としている。

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