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【東日本大震災7年】不動産各社がリアル体験型防災訓練…VRで消火訓練、震度7の揺れ体験も

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【東日本大震災7年】
不動産各社がリアル体験型防災訓練…VRで消火訓練、震度7の揺れ体験も

VRによる消火器操作を体験する中央区立常盤小学校の児童=7日午前、東京・日本橋(酒巻俊介撮影) VRによる消火器操作を体験する中央区立常盤小学校の児童=7日午前、東京・日本橋(酒巻俊介撮影)

 東日本大震災から11日で丸7年を迎えるのを前に、不動産各社が再開発を手がける東京都心部の主要エリアで大規模な防災訓練を実施している。企業と周辺住民の双方を巻き込んだ“大家”ならではの動員力に加え、仮想現実(VR)といった先進技術などを活用したリアル感が特徴だ。都市機能が大打撃を受けた震災の教訓を呼び起こす効果のほか、エリアの価値向上につなげる狙いもある。

 「火事だ!」。東京・日本橋の東京メトロ三越前駅の地下歩道に切迫した声が響いた。三井不動産などが7日開催した防災訓練。VRゴーグルを着けた小学生が消火器を引き寄せ、仮想の炎を消し止めた。これを体験した小学6年の女児(12)は「炎が本物みたいで、ちょっと焦ったけど練習になった」と満足そうにうなずく。

 訓練はVR体験のほか時間制限内に部屋から脱出するアトラクション、震度7を体験できるシミュレーターなどによる「体験型」が特徴だ。正午前からは老舗店によるアオサ汁などの炊き出しも行われ、通行客らが行列を作った。

 近隣企業の社員や地元住民、来街客まで「多様なプレーヤーを巻き込めた」(同社日本橋街づくり推進部)のは日本橋に深く根を張る三井の呼びかけあってこそ。地元町会の室町一丁目会・清水勇会長は「互いに助け合えることが街の防災力。働く人と住民が顔見知りになる効果は計り知れない」と意義を強調する。

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