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北朝鮮スリーパーセル 市民生活に浸透、北の指令で活性化 「専門技術型」にも警戒 

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北朝鮮スリーパーセル 市民生活に浸透、北の指令で活性化 「専門技術型」にも警戒 

朝鮮総連本部を警戒する警察官 朝鮮総連本部を警戒する警察官

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が言及し、にわかに注目が集まった「スリーパーセル」。直訳すれば「休眠細胞」だが、三浦氏の発言は北朝鮮の「潜伏中の破壊工作員」を念頭に置いたものとみられる。

 政府は答弁書でスリーパーセルに限定せず、北の「工作員」に関する情報を収集していると認めたものの、公然活動の工作員も含め、実数や実態などは秘匿事項とされる。一説に数百人とされるが、どれほどが「スリープ(潜伏)」しているのかも判然としていない。

 スリーパーセルについては明確な定義はない。米国では「スリーパーエージェント」とも呼ばれ、摘発事例もある。2005年に米国市民権をもつ中国人エンジニアが潜水艦技術を中国に輸出しようとして逮捕されたチ・マク事件や、10年のアンナ・チャップマン事件などが主なスリーパー事件に当たるが、いずれも数十年にわたって米市民社会に溶け込み、情報収集や政策影響力の拡大を試みており、「武装蜂起」を目指してはいない。

 一方、韓国では13年、北の対南侵攻時に破壊工作を計画していたなどとして、国会議員が逮捕されている。ただ、この国会議員は公安事件で逮捕歴があり、監視対象で「スリーパーセルとは言い難い」(警察庁関係者)だろう。

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