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オウム凶行、風化防ぐ 公安調査庁、遺族らの声を取り入れた特設サイト公開

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オウム凶行、風化防ぐ 公安調査庁、遺族らの声を取り入れた特設サイト公開

公安調査庁が公開した地下鉄サリン事件の概要をまとめたウェブサイト 公安調査庁が公開した地下鉄サリン事件の概要をまとめたウェブサイト

 13人が死亡、6200人以上が重軽症を負った地下鉄サリン事件から23年となるのを前に、公安調査庁が27日までに、事件を起こしたオウム真理教や事件の概要をまとめた特設のウェブサイトを公開した。被害者や遺族の手記も掲載、今も続く被害の一端を知ることができる。同庁によると、一連の事件に関し、政府などの公的機関が被害者らの声も含めたサイトを作ったのは初めて。

 開設には、地下鉄サリン事件被害者の会が協力した。オウム真理教は、アレフなどと名前を変え、今も活動を続けている。同庁の担当者は「教団や事件の実態を、広く国民に知ってほしい」と話している。

 地下鉄事件のほか、8人が死亡した松本サリン事件(平成6年6月)、坂本弁護士一家3人殺害事件(元年11月)などの重大事件について、関与した教団元幹部の公判証言や当時の写真を交え、何が起きたかを説明している。

 被害者・遺族のページには、地下鉄事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(71)ら3人が手記を寄せた。高橋さんは「いつまでも心を揺さぶられる日々が続いている」と、今の心境をつづった。

 公安庁によると、教団は主流派「アレフ」、元幹部の上祐史浩代表(55)が設立した「ひかりの輪」、アレフから分派した集団の3つに分かれ、計約1650人の信者がいる。

 アレフと分派した集団は、元教祖、麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(62)への信奉を強めているという。

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