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「連絡先交換しようと」 被告、起訴内容を一部否認 劇団員殺害事件初公判、東京地裁

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「連絡先交換しようと」 被告、起訴内容を一部否認 劇団員殺害事件初公判、東京地裁

 東京都中野区のマンションで平成27年8月、劇団員の加賀谷理沙さん=当時(25)=を殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた無職、戸倉高広被告(38)の裁判員裁判初公判が16日、東京地裁(任介辰哉裁判長)で開かれた。戸倉被告は殺人などについて認める一方、「わいせつな行為をしようと思っていません」と起訴内容を一部否認した。

 検察側は冒頭陳述で、「見ず知らずの若い女性宅にわいせつ目的で侵入して暴行を加え、扇風機のコードで首を絞めた」と指摘した。

 弁護側は「実家に帰る前に東京とのつながりを残したいと思い、被害者と連絡先を交換しようと声をかけたが抵抗され、殺害してしまった」と述べ、わいせつ致死罪は成立しないと主張。また犯行当時は精神疾患などの影響で合理的な判断がしづらい状態だったとして、情状酌量を求めた。

 戸倉被告は事件後、福島県の実家に転居し、28年3月に警視庁に逮捕された。東京地検は鑑定留置の結果、刑事責任能力に問題はないと判断し、同6月に起訴した。

 起訴状によると、戸倉被告は27年8月25日ごろ、加賀谷さんの部屋に侵入し、首をコードで絞めるなどして殺害したなどとされる。

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