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【草津白根噴火】想定火口と別の警戒レベル設定検討 町と認識不一致で気象庁「町の要望あったので」

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【草津白根噴火】
想定火口と別の警戒レベル設定検討 町と認識不一致で気象庁「町の要望あったので」

草津白根山防災会議であいさつする黒岩信忠草津町長=5日、草津町役場(久保まりな撮影) 草津白根山防災会議であいさつする黒岩信忠草津町長=5日、草津町役場(久保まりな撮影)

 草津白根山の本(もと)白(しら)根(ね)山(さん)(群馬県草津町)噴火で、気象庁が8日、全体で3(入山規制)としていた噴火警戒レベルについて、もともとの想定火口と今回の火口を分けてレベル設定する検討を始めたことを明らかにした。警戒レベルの表現をめぐって草津町と認識が一致していなかった。

 気象庁によると、観測態勢を集中していた白根山の湯釜火口とは別に、今回噴火した本白根山を分けて警戒レベルを設定できないか検討する方針を町などで構成する火山防災協議会に伝えた。担当者は「町から要望を受けて検討した上で提案した。分かりにくい状況は改善する必要がある」と述べた。

 気象庁は噴火後、警戒レベルを1(活火山であることに留意)から3へ引き上げ、町は本白根山周辺約2キロを立ち入り規制。一方で観光客の多い白根山はレベル1相当の500メートル規制が継続していることを理由に、黒岩信忠町長が「白根山は噴火レベル1」という実際の運用と異なる認識で安全性をPRしていた。

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