産経ニュース

【自衛隊ヘリ墜落】メインローターが空中分解か 飛行前に初めて部品交換

ニュース 社会

記事詳細

更新

【自衛隊ヘリ墜落】
メインローターが空中分解か 飛行前に初めて部品交換

住宅が炎上した現場で行方不明の操縦士を捜索する自衛隊員ら=6日午前、佐賀県神埼市 住宅が炎上した現場で行方不明の操縦士を捜索する自衛隊員ら=6日午前、佐賀県神埼市

 佐賀県神埼市の住宅に墜落した陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターが、飛行前に4枚の羽根をつなぐ部品メインローター(主回転翼)ヘッドを初めて交換していたことが6日、分かった。メインローターは上空でばらばらになったとみられ、機体部品は広範囲にわたり散乱していた。陸自は整備不良が原因となった可能性もあるとみて、点検の経緯を詳しく調べる。

 メインローターが分離する事故は極めて異例。国土交通省航空局は、民間機で同様の事故は把握していないとしている。陸自と県警は業務上過失致死と航空危険行為処罰法違反の容疑で現場検証を実施し、機体からフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。

 この事故で副操縦士の高山啓希1等陸曹(26)が死亡。全身を強く打ったことによる外傷性ショックが死因だった。また行方不明だった機長の操縦士、斉藤謙一2等陸佐(43)の遺体が機体下から見つかった。墜落で炎上した住宅に住む川口貴士さん(35)の長女(11)も軽傷を負った。

 周辺住民によると、事故直前に「いつもと違う音」を感じたという人が多く、「機体から分離したローターが先に落ちた」との証言もある。ヘリが制御を失って墜落する様子を捉えたドライブレコーダーの映像にも、機体とは別に、複数の部品とみられる物体が落下するのが写っていた。

続きを読む

このニュースの写真

  • メインローターが空中分解か 飛行前に初めて部品交換

「ニュース」のランキング