産経ニュース

【リニア入札談合】捜索→抗議→捜索…特捜VSゼネコン異例の応酬 「4社の共通認識」焦点に

ニュース 社会

記事詳細

更新

【リニア入札談合】
捜索→抗議→捜索…特捜VSゼネコン異例の応酬 「4社の共通認識」焦点に

 リニア中央新幹線建設工事をめぐるゼネコン大手4社による談合事件で、談合を否定する2社と東京地検特捜部の対立が激化している。大成建設と鹿島建設を再捜索した特捜部に対し、大成側が強く反発。抗議書を出して牽制すると、特捜部はその日の夜に大成本社に3度目の捜索に入るという異例の応酬を見せた。4社の中で談合の認否が「2対2」に割れる中、捜査は予断を許さない状況だ。

 ■証拠隠滅か否か

 「営業や土木部門だけでなく、総務などの管理部門まで捜索されるとは思わなかった」。大成の幹部は驚きを隠せない。1日に行われた家宅捜索は、コンプライアンス(法令順守)を担う法務部にまでおよび、徹底して行われたという。

 特捜部は、社内弁護士や委嘱弁護士のパソコンを押収。弁護人が法的アドバイスを提供する目的で作成した大成の役職員に対するヒアリング記録も押収した。

 「ふざけるな」「社長の前でも嘘をつくのか」。弁護人が提出した抗議書によれば、特捜部の検事らは大成の役職員を社長室に呼び出し、こう怒鳴りつけたという。「検察のストーリーに沿った自白を強要しようとして圧力を加えている。大阪地検特捜部の証拠改竄問題があったのに、検察の体質は変わっていない」と記し、特捜部を強く牽制した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 捜索→抗議→捜索…特捜VSゼネコン異例の応酬 「4社の共通認識」焦点に

「ニュース」のランキング