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【草津白根山噴火】「当面、同規模の噴火も」 予知連見解

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【草津白根山噴火】
「当面、同規模の噴火も」 予知連見解

 政府の火山噴火予知連絡会は26日、都内で拡大幹事会を開き、23日に噴火した草津白根山について、当面は同程度の噴火が発生する可能性があるとの見解をまとめ、発表した。噴石や火山灰への注意が必要だが、火口から約2キロに敷かれた自治体の規制に従えば、被害の心配はないとしている。

 噴火は水蒸気爆発の可能性が高く、午前10時2分ごろに、本白根山の鏡池から北に500メートルの辺りで発生。火山活動は高まっているが、降灰の成分や地殻の変動などにマグマの動きを示す兆候はなく、石原和弘会長は「現在、より大きな噴火の可能性が高まったとはいえない」とした。

 ただ、今回は監視してきた火口ではなく、古い火口とみられる本白根山で噴火した。水蒸気爆発がマグマ噴火に発展した例もある。委員で、現地に常駐する野上健治・東京工業大教授は「より大きな噴火を視野に、他大学などと共同で観測態勢を構築する」と、機器の設置場所の選定を始めたことを明らかにした。

 また、拡大幹事会では、常時観測対象の全国50カ所の火山について、1つの領域内で複数の場所の噴火を検知できないか検討する方向での議論も行われた。

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