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【スパコン不正受給】スパコン会社社長脱税疑い 法人税2億3千万円 関連会社へ外注水増し 

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【スパコン不正受給】
スパコン会社社長脱税疑い 法人税2億3千万円 関連会社へ外注水増し 

スパコン性能ランキングの表彰状を背にする斉藤元章被告=2017年7月、東京都千代田区 スパコン性能ランキングの表彰状を背にする斉藤元章被告=2017年7月、東京都千代田区

 スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業をめぐる国の助成金不正受給事件で、法人税約2億3100万円を脱税したとして、東京地検特捜部は24日、法人税法違反容疑で、「PEZY(ペジー) Computing(コンピューティング)」社長の斉藤元章被告(50)=詐欺罪で起訴=を再逮捕した。

 逮捕容疑は、平成22年12月期~26年12月期、架空外注費を計上するなどの方法でペジー社の所得計約8億5千万円を隠し、法人税計約2億3100万円を免れたとしている。

 事件をめぐっては、斉藤容疑者らが、国の助成金約4億3100万円を詐取したとして昨年12月に逮捕・起訴され、今月4日、別の助成金約2億円をだまし取ったとして詐欺容疑で再逮捕され、24日に同罪で起訴された。

 関係者によると、ペジー社はウルトラメモリ社への業務委託費を水増しし、所得を圧縮していたという。ペジー社が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から計約35億円の助成金を受けるなど、斉藤容疑者が経営に関与する3社には国から計約100億円の公的資金投入が決まっていた。

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