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【草津白根山噴火】気象庁、発生10分後には噴火情報入る…しかし噴火判断までに1時間

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【草津白根山噴火】
気象庁、発生10分後には噴火情報入る…しかし噴火判断までに1時間

黒煙を噴き上げながら噴火する草津白根山=23日、群馬県草津町(スキー客提供) 黒煙を噴き上げながら噴火する草津白根山=23日、群馬県草津町(スキー客提供)

 草津白根山の本白根山(群馬県草津町、2171メートル)で23日発生した噴火について、気象庁は24日、発生約10分後には草津町役場などから噴煙が出ているとの情報が入っていたことを明らかにした。同庁は同日中にも本白根山の火口付近にカメラや地震計、空振計を設置する見通し。

 噴火は23日午前9時59分に発生。その後、午前10時10分ごろに町役場から「噴煙が上がっている」との内容の連絡が前橋地方気象台にあった。常時観測している東京工業大からも情報が寄せられていた。こうした情報を精査した上で最終的に噴火と判断したのは午前11時直前だったという。

 気象庁が観測態勢を集中させていたのは、今回の火口から約2キロ離れた草津白根山の別の火口。噴火警報を出したのは午前11時5分で発生から約1時間を要した。気象庁の担当者は「場所がはっきりしていないという状況の中では噴火速報は出せなかった」と話した。

 噴火による降灰は約8キロ離れた群馬県中之条町でも確認された。気象庁は22日、職員を現地に派遣し、噴石や火山灰を採取した。今後、成分分析を行い、噴火メカニズムを調べる。

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