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オウム観察処分更新 6回目、アレフなど3団体 公安審

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オウム観察処分更新 6回目、アレフなど3団体 公安審

談話を読み上げる公安審査委の房村精一委員長=22日午後、法務省 談話を読み上げる公安審査委の房村精一委員長=22日午後、法務省

 公安審査委員会(委員長=房村精一元名古屋高裁長官)は22日、オウム真理教(アレフ、ひかりの輪など3団体に分派)に対し、団体規制法に基づく観察処分の期間(3年)を更新する決定をした。公安調査庁の請求を受けたもので、処分の更新は6回目。

 オウム真理教をめぐっては、最高裁が18日付で元信者の高橋克也被告(59)の上告を退ける決定をし、無期懲役判決が確定する見通し。これで教団をめぐる刑事裁判が事実上全て終結し、教祖の麻原彰晃(本名・松本智津夫)死刑囚(62)らの死刑執行が現実味を帯びている。

 公安審は観察処分の更新決定理由を「3団体とも麻原死刑囚の説く教義が存立・運営の基盤となっており、現在でも無差別大量殺人に及ぶ危険性がある」などとしている。

 教団元幹部の上祐史浩氏(55)が代表を務める「ひかりの輪」については、東京地裁が昨年9月の判決で、麻原死刑囚への帰依を深めるアレフとは別団体として観察処分を取り消し、国が控訴中。

 今回、ひかりの輪の観察処分も更新を決定したことについて、公安審は「ひかりの輪は実質的にはオウム真理教の教義に絶対的に帰依することを説いている」と指摘。「オウム真理教からの脱却を示すものとしている施策は、過去の過ちに対する真摯な反省に基づき実施されたものとは認めがたい」としている。

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