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「現場をいったん離れた」 静岡の干物店強殺、控訴審で説明変更

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「現場をいったん離れた」 静岡の干物店強殺、控訴審で説明変更

 静岡県伊東市の干物販売店で平成24年、社長と従業員を殺害して現金を奪ったとして強盗殺人罪に問われ、1審で死刑判決を受けた元従業員の肥田公明被告(65)は12日、東京高裁であった控訴審第2回公判の被告人質問で「血まみれの2人を目撃して怖くなり、現場をいったん離れた。犯人の車があるかもしれないと思い、店の駐車場に戻った」と話し、これまでの説明を変更した。

 肥田被告は1審で「店には10分もいなかった」と述べたが、その後現場に戻ったとは話していなかった。28年11月の1審静岡地裁沼津支部判決は、被告の主張は本人の車の目撃情報などと矛盾すると指摘。「殺害と極めて近接した時点で店に立ち入っただけでなく、少なくとも約40分間とどまっており、事件と無関係とは考えがたい」と無罪主張を退けた。

 12日の公判で、被告は「約30分後に車で駐車場に戻ったが、不審な車はなかった」と説明した。弁護側は控訴審で、被告が店に約40分間滞在したとの認定は誤りだとして、無罪を主張している。

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