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【疑惑の濁流】「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

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【疑惑の濁流】
「どんなに悪くても3桁の数字は出す」戦犯といわれた東芝カリスマ経営者は生前、何を語ったか

 第三者委の報告書は、20年度上半期に西田氏が50億円の利益上積みを「チャレンジ」として求めたと指摘した。だが、西田氏は「僕が厳しいチャレンジをしたから、PC社(パソコン事業)の人たちが不適切会計をやったと。そういう判断自体が大きな誤りだ」と怒りは収まらない。

 50億円の「チャレンジ」については「頑張らずにずるずると赤字が出るとなると、歯止めを作らなければならない。50億しか利益が出ないのであれば、50億積んで100億出せということだ」と語った。

 その上で、こうも主張した。

 「僕はパソコン(事業)を何十年もやってきた。みんなに言っていたのは、『どんなに状況が悪くても少なくとも3桁の数字は出す』ということ。だから100億の利益はミニマム(最小限)の要求だ。多額のチャレンジでもない」

 「きついチャレンジをしたって、それを達成できなかったからといってペナルティーは科せられない。チャレンジの強制力は著しく低い」

バイセル初めて聞いた

 西田氏は東大大学院でイラン出身の夫人と出会い、学生結婚。イランに渡り、東芝の現地合弁会社に採用されると頭角を現して、東芝本体に転じた異色の経歴の持ち主だ。

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