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目の前で火事が! 吹き出す炎、せき込む音まで再現 埼玉県警初の「VR避難訓練」を記者が挑戦 

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目の前で火事が! 吹き出す炎、せき込む音まで再現 埼玉県警初の「VR避難訓練」を記者が挑戦 

初めて仮想現実(VR)を利用した避難訓練を体験する参加者=12日、埼玉県警鴻巣署 初めて仮想現実(VR)を利用した避難訓練を体験する参加者=12日、埼玉県警鴻巣署

 「間違えてますよ」。VR機器を開発した「理経」(東京都新宿区)の担当者に指摘されたのはゴール手前。制限時間が迫る中、誘導灯を見逃し、非常口を通りすぎていたのだ。慌てて引き返し、残り数秒で“生還”した。

 「訓練だから失敗した方がいい」と話すのは同署の神岡正彦警備課長。練習で失敗を積み重ねることで、間違いやすいポイントを確認することができるのだろう。いずれにせよ、実際の火災現場で誘導灯を冷静に見つけながら進む難しさを体感することができた。

 この日の訓練には、同署員のほか、県央広域消防本部などから約40人が参加。VR避難訓練だけでなく、AED(自動体外式除細動器)による心肺蘇(そ)生(せい)や簡易担架を使った救出などの訓練も合わせて行った。

 同署の米山和仁署長は「災害時は想定外のことでパニックになる。想定外のことを少なくするために、多方面の技術を使った訓練に今後も取り組みたい」と話した。

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