産経ニュース

目の前で火事が! 吹き出す炎、せき込む音まで再現 埼玉県警初の「VR避難訓練」を記者が挑戦 

ニュース 社会

記事詳細

更新


目の前で火事が! 吹き出す炎、せき込む音まで再現 埼玉県警初の「VR避難訓練」を記者が挑戦 

初めて仮想現実(VR)を利用した避難訓練を体験する参加者=12日、埼玉県警鴻巣署 初めて仮想現実(VR)を利用した避難訓練を体験する参加者=12日、埼玉県警鴻巣署

 昨年末に発生したさいたま市大宮区の性風俗店火災や東京都の渋谷駅周辺で発生したビル火災などを想定して、鴻巣署は12日、県警で初めて仮想現実(VR)を利用した避難訓練を実施した。2次災害の発生を防ぎながら、救出する難しさを体験することが狙いだ。最新技術を駆使した訓練に挑戦した。(宮野佳幸)

 手渡されたヘッドホン付きゴーグルを付けると、前後左右にビルの火災現場の映像が映し出された。廊下には砕け散ったガラス、天井からはオレンジ色の炎が吹き出している。手元にはチェック柄のハンカチの端が見える。火災時には、煙を吸い込まないようにするのが基本だ。

 訓練は、ビル内に設置された誘導灯を手がかりに進み、2分間で避難する想定。進みたい方向に顔を向け、コントローラーを前に倒すと移動できる仕組みだ。

 初めは立ったままで進もうとしたが、濃い黒煙に覆われて視界が悪い。煙のせいだろうか、ヘッドホンからせき込む音が聞こえる。設定のリアルさに驚いていると、「しゃがんでください」と目の前に文字が浮かび上がった。指示に従って実際にしゃがむと視界が少し開け、緑に光る誘導灯が見えた。避難経路を示す矢印を頼りに先を急ぐ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 目の前で火事が! 吹き出す炎、せき込む音まで再現 埼玉県警初の「VR避難訓練」を記者が挑戦 

関連ニュース

「ニュース」のランキング