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【菊地元信者無罪】オウム菊地直子元信者の逆転無罪確定へ 郵便物爆発事件、「過剰な推認」と最高裁が上告棄却

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【菊地元信者無罪】
オウム菊地直子元信者の逆転無罪確定へ 郵便物爆発事件、「過剰な推認」と最高裁が上告棄却

菊地直子元信者 菊地直子元信者

 オウム真理教による平成7年5月の東京都庁郵便物爆発事件に関与したとして殺人未遂幇助(ほうじょ)罪に問われた教団元信者、菊地直子被告(46)について、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は、「間接事実の積み重ねを過剰な推認につなげている1審は不合理で、明らかな事実誤認がある」として、検察側の上告を棄却する決定をした。1審東京地裁の裁判員裁判は懲役5年、2審東京高裁は逆転無罪としていた。菊地元信者の無罪が確定する。

 決定は25日付。5裁判官全員一致の結論。判決が確定すれば、教団による一連の事件で全面無罪は2人目。刑事裁判が続くのは地下鉄サリン事件などで殺人罪などに問われた元信者、高橋克也被告(59)のみとなった。

 菊地元信者は同年4月、山梨県内の教団施設から都内のアジトまで爆薬原料の薬品を運んだ。翌月、元幹部らが爆弾を仕掛けた小包が都庁の知事秘書室で爆発し、職員が重傷を負った。

 薬品から爆薬などの危険物が製造され、テロ行為に使われるという認識があったかどうかが争点となり、菊地元信者は「爆弾の原料とは知らず、計画も知らなかった」と無罪を主張していた。

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