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【スパコン不正受給】スパコン開発会社社長を詐欺罪で起訴 東京地検特捜部

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【スパコン不正受給】
スパコン開発会社社長を詐欺罪で起訴 東京地検特捜部

スパコン性能ランキングの表彰状を背にする斉藤元章被告=昨年7月、東京都千代田区 スパコン性能ランキングの表彰状を背にする斉藤元章被告=昨年7月、東京都千代田区

 スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業をめぐる国の助成金不正受給事件で、東京地検特捜部は25日、詐欺の罪で「PEZY(ペジー) Computing(コンピューティング)」(東京都千代田区)社長の斉藤元章容疑者(49)と元事業開発部長の鈴木大介容疑者(47)を起訴した。

 起訴状によると、斉藤被告らはメモリーデバイスの開発に絡み、経済産業省が所管する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からベンチャー企業の開発への助成金をだまし取ろうと計画。平成26年2~3月、事業に約7億7300万円の費用がかかったと水増しした実績報告書を作成し、約4億3100万円をだまし取ったとしている。

 関係者によると、斉藤被告は特捜部の調べに対し、「別の研究開発に充てるため資金が必要だった」と説明し、NEDOに提出された書類の作成に関わっていた鈴木被告も「社長(斉藤被告)の指示でやった」と話しているという。

 NEDOによると、ペジー社は22~29年度、今回のメモリーデバイスを含め5事業でNEDOから助成金を得ており、総額は計約35億2400万円に上る。

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