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アイドルDVDを大音量で見ていた父親を刺殺 元少年に懲役11年 家庭環境影響も許容せず 仙台地裁

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アイドルDVDを大音量で見ていた父親を刺殺 元少年に懲役11年 家庭環境影響も許容せず 仙台地裁

 仙台市で平成27年、自宅で口論になった父親=当時(49)=をナイフで刺殺したとして、殺人罪に問われた当時19歳の元少年(21)の裁判員裁判で、仙台地裁は13日、懲役11年(求刑懲役14年)の判決を言い渡した。

 加藤亮裁判長は判決理由で、幼少期から夫婦げんかが絶えない家庭で過ごしたことや、飲酒して愚痴を言う父親の生活態度などが被告の人格に影響を与えたと指摘。一方で、「被害者に犯行を正当化するほどの落ち度があったとも評価できない」と述べた。

 弁護側は、被告の家庭環境を強調し、犯行時は精神的に追い詰められて、行動をコントロールできなかったとして、刑の減軽を求めていた。

 判決によると、元少年は27年12月、自宅でアイドルのDVDを大音量で見ていた父親と口論になり、ナイフで胸や背中を約60回刺して殺害した。

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