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ヘリ窓落下 米軍謝罪「地域に不安」 運動場から児童の悲鳴 「怖い」

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ヘリ窓落下 米軍謝罪「地域に不安」 運動場から児童の悲鳴 「怖い」

沖縄県宜野湾市の小学校運動場に米軍ヘリの窓が落下した事故で、富川盛武副知事(左)から抗議文を受け取る米海兵隊のロック准将 =13日、沖縄県庁 沖縄県宜野湾市の小学校運動場に米軍ヘリの窓が落下した事故で、富川盛武副知事(左)から抗議文を受け取る米海兵隊のロック准将 =13日、沖縄県庁

 上空から重さ7・7キロの米軍機の窓が小学校の運動場を直撃した。普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市で13日、再び起きた落下物事故。運動場にいた約60人の児童からは十数メートルの距離だった。7日には近くの緑ケ丘保育園に円筒形の物体が落ちたばかり。沖縄に司令部のある在日米海兵隊は「地域に不安を引き起こしたことを謝罪する」との声明を出した。

 太平洋地域の米海兵隊基地司令官、ロック准将から謝罪を受けた富川盛武副知事は、ロック氏と防衛省沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長に対し、沖縄に配備された全米軍機の緊急総点検と、点検終了までの飛行中止をそれぞれ求めた。

 上空から窓が落下した午前10時すぎ、運動場では4年生と2年生が体育の授業で、鉄棒や縄跳びをしていた。「謎の物体が回転しながら落ちてきた」。教室から外を見ていた3年生の男児がそう思った直後、運動場から叫び声が続いた。粉塵(ふんじん)が舞い上がり、避難した後に泣きだす子もいた。

 県警などによると、窓は金属製の枠ごと落ち、児童との距離は十数メートルとみられる。運動場には衝撃の激しさを物語る痕跡がくっきりと付き、透明の窓の破片が散らばっていた。

 事故を受け、市立普天間第二小は午後の授業を取りやめた。メールで連絡を受けた保護者らが次々と駆け付けた。4年生の娘が運動場にいたという母親(45)は「とにかく不安です。無事で良かったですが、娘は『怖い』と言っていました」。喜屋武悦子校長は「大変ショックで、許し難い。もう校舎の上を飛ばないでほしい」と訴え、当面は運動場を使わないとした。

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