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中国人に処方箋なしで薬販売 医薬品卸売会社社長らを書類送検 警視庁

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中国人に処方箋なしで薬販売 医薬品卸売会社社長らを書類送検 警視庁

 処方箋が必要な医薬品を中国人客に販売したとして、警視庁生活環境課は8日、医薬品医療機器法違反の疑いで、医薬品卸売会社「セントラルメディカル」(東京都台東区上野)の男性社長(83)=埼玉県川口市=と、同社従業員で男性社長の長男(49)=さいたま市=を書類送検した。

 同課によると、社長らは、東京・歌舞伎町の飲食店に勤務する中国人従業員を介して集客。中国人ユーザーの多い無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」でやり取りし、仕入れ値の約3~5割増しで販売していたという。平成28年2月~29年10月にかけ、5人に対し、計約2800万円分の医薬品を販売していたとみられている。

 送検容疑は、29年3~9月、処方箋が必要なピロリ菌除菌薬や高血圧治療薬など医薬品計34点を、いずれも中国籍の30代女性2人に対し計約12万円で販売したとしている。「借金返済のためにやった」などと容疑を認めている。

 客の女性らは「健康保険証がなく医療費が高額になるため買った」「親族らに送った」などと説明。中国国内では日本の医薬品が2~5倍の価格で取引されており、同課は客が転売目的で購入していた可能性もあるとみて捜査している。

 客の女性が7月に入管法違反容疑で逮捕され、社長らの犯行が発覚した。

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