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【座間9遺体】神奈川県警5署が捜索関与も最悪事態防げず 「感度を磨くしか」再発防止へ模索

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【座間9遺体】
神奈川県警5署が捜索関与も最悪事態防げず 「感度を磨くしか」再発防止へ模索

片瀬江ノ島駅。近くの公衆トイレから犠牲者の携帯電話が見つかっていた=藤沢市(内藤怜央撮影) 片瀬江ノ島駅。近くの公衆トイレから犠牲者の携帯電話が見つかっていた=藤沢市(内藤怜央撮影)

 警察庁などによると、平成28年の全国の行方不明者は約8万5千人で、うち約5万6千人が特異行方不明者に指定されていたが、結果的に犯罪に巻き込まれていたことが判明したケースは1パーセントにも満たなかった。県警幹部は県内の行方不明者についても「大半は1日足らずで見つかるか、自ら帰ってくる。自殺の可能性がある場合を含め、継続的に人手を割けるほどの人的余裕はない」と話す。

疑惑の書き置き

 これまでのところ、県警内で具体的な再発防止策はあがってきていない。

 殺人容疑などで逮捕された白石隆浩容疑者(27)は、短文投稿サイト「ツイッター」などを通じて自殺願望のある人と接触していた。

 仮に今回のように事件発覚前に被害者の携帯電話を見つけられたとしても、インターネットの利用状況などを詳細に確認するためには裁判所から令状を取得する必要があり、「自殺の可能性があるケースに対して、そこまでできるかどうか」(捜査関係者)。県警サイバー犯罪対策課では事件前から、インターネット上で自殺を示唆する書き込みを発見した場合、投稿者の居住地などを所轄署に知らせているが、「今後、何ができるかはまだ分からない」とする。

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