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【座間9遺体】神奈川県警5署が捜索関与も最悪事態防げず 「感度を磨くしか」再発防止へ模索

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【座間9遺体】
神奈川県警5署が捜索関与も最悪事態防げず 「感度を磨くしか」再発防止へ模索

片瀬江ノ島駅。近くの公衆トイレから犠牲者の携帯電話が見つかっていた=藤沢市(内藤怜央撮影) 片瀬江ノ島駅。近くの公衆トイレから犠牲者の携帯電話が見つかっていた=藤沢市(内藤怜央撮影)

 捜査関係者によると、福島県警からは9月28日、埼玉県警からは10月2日に、それぞれ「管内に住む女子高校生がいなくなり、携帯電話の電波が座間市付近で途絶えている」と連絡が入った。座間署が専従班を組み、電波を受信した基地局の周辺などを捜索したが、見つからなかった。

“点”つながらず

 実は2人の電波を受信したのは同一の基地局で、現場アパートからは約30メートルの距離だった。わずか5日ほどの間に女子高校生2人の行方が同じ地域で分からなくなっていたことになり、県警幹部は「何かもう少しできることはなかったか、という思いはある。感度のようなものが足りなかったといわれれば、そうかもしれない」と打ち明ける。

 この基地局の位置情報が示すエリアは半径数キロメートルに及ぶといい、そのため周辺の民家などの戸別訪問は「当てもなくまわるには数が膨大」(県警幹部)として、行わなかった。

 捜索に二の足を踏ませたのは、5人の大半が周囲に自殺をほのめかしていたという事情もある。直ちに事件性があるとはみなされず、各署は5人を自殺の恐れなどがある「特異行方不明者」として捜索に当たっていた。

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