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【山梨市不正採用】「受験関係者の6割が働きかけ」前山梨市長に懲役3年求刑 東京地裁

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【山梨市不正採用】
「受験関係者の6割が働きかけ」前山梨市長に懲役3年求刑 東京地裁

望月清賢被告 望月清賢被告

 山梨県山梨市の職員採用をめぐる贈収賄事件で、採用で便宜を図る見返りに賄賂を受け取ったなどとして、受託収賄などの罪に問われた前山梨市長、望月清賢(せいき)被告(70)の第2回公判が30日、東京地裁(島田一裁判長)で開かれた。検察側は「極めて背信的な行為」として懲役3年、追徴金80万円を求刑。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。判決は12月26日。

 望月被告は被告人質問で「(現金は)断ったが断り切れなかった。市の名誉を傷つけてしまった」と述べた。また「『よろしく』といわれる程度のものも含め、受験関係者の6割から何らかの働きかけがあった。昔の環境で、頼めば何とかなるというのがあったと思う」と語った。

 検察側は論告で「公正性を著しくゆがめる行為」と指摘。弁護側は「自身から積極的に持ちかけてはいない」として執行猶予付き判決が相当とした。

 起訴状によると、望月被告は平成28年度の採用試験で、29年2月、特定の補欠合格者を正式採用するよう依頼を受け現金80万円を受け取ったなどとされる。

 望月被告は10月の初公判で起訴内容を認めていた。

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