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【日馬富士暴行問題】検察、引退で処分考慮も

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【日馬富士暴行問題】
検察、引退で処分考慮も

引退会見を終え頭を下げる日馬富士=福岡県、太宰府天満宮(撮影・仲道裕司) 引退会見を終え頭を下げる日馬富士=福岡県、太宰府天満宮(撮影・仲道裕司)

 横綱日馬富士関の暴行問題で、鳥取県警が捜査した結果、日馬富士関はビール瓶で殴打していないと判断していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。一部の関係者がビール瓶を使ったと証言し、食い違いがみられたが、県警はカラオケのリモコンで殴ったと結論付けたとみられる。

 また、県警が同日、現場のラウンジに同席していた横綱白鵬関を福岡市内で再聴取したことも判明。関係者によると、白鵬関は、その後、日本相撲協会の危機管理委員会による聴取も受けた。

 傷害容疑で捜査を進める県警は、一連の聴取結果を踏まえ、年内にも同容疑で日馬富士関を書類送検する方針だ。

 甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)は「(日馬富士関が)責任を取ったことはインパクトがある」と指摘。検察の判断では、引退という形で社会的制裁を受けたことが考慮される可能性がある。

 一方、日馬富士関と貴ノ岩関との間では示談ができていない。渡辺教授は「被害者の処罰感情が強ければ、検察は軽視できない」とした。

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