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【日馬富士引退】動揺広がる母国モンゴル「なぜこういう結果に…」

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【日馬富士引退】
動揺広がる母国モンゴル「なぜこういう結果に…」

引退会見で話をする日馬富士=福岡県、太宰府天満宮(撮影・仲道裕司) 引退会見で話をする日馬富士=福岡県、太宰府天満宮(撮影・仲道裕司)

 大相撲の平幕貴ノ岩関に暴行した横綱日馬富士関の引退を受け、両力士の母国モンゴルでは29日、知人や相撲ファンらに動揺が広がった。暴行を問題視しつつ、日本相撲協会や日本社会の対応が「寛容さに欠ける」として不満の声も上がった。

 モンゴル出身の元小結旭鷲山、ダバー・バトバヤル氏は首都ウランバートルで記者団に「退く判断をしたのは男らしいが残念。相撲を取ってほしかった」と沈痛な様子で話した。

 日馬富士関から資金提供を受け、日本語のモンゴル研究書のモンゴル語翻訳に携わったバットトグトフさん(70)は「引退はあまりにつらい」。暴行を批判する一方、「数場所の休場が妥当ではないか」と指摘した。

 大手ニュースサイト「ニュース・MN」は、引退に至った背景に、「日本相撲協会の内紛もあり、その犠牲になったのではないか」と不信感を示した。

 横綱白鵬関の母親、タミルさんは「貴ノ岩関は相撲ができる状態という診断が出ていたと聞くが、なぜこういう結果になったのか」と話し、引退決断に違和感を示した。(共同)

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