産経ニュース

宮城の測量業務で談合疑い 公取委、18社に立ち入り検査

ニュース 社会

記事詳細

更新


宮城の測量業務で談合疑い 公取委、18社に立ち入り検査

 宮城県などが発注した測量業務の入札で談合を繰り返していた疑いがあるとして、公正取引委員会は14日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで、宮城県内の測量設計会社18社を立ち入り検査した。

 立ち入り対象は、栄和技術コンサルタント、古川測量設計事務所、大崎測量設計コンサルタント(いずれも同県大崎市)など。栄和技術は「調査に対しては協力する」としている。

 関係者によると、測量設計会社18社のうち13社は宮城県北部土木事務所が平成28年12月に発注した測量業務の入札4件で事前に受注調整し、落札者や落札額を決めていた疑いが持たれている。また、12社は28~29年に同県大崎市が発注した約40件の測量業務で談合した疑いがある。公取委は、発注者側から非公表の入札情報が漏れた可能性もあるとみて調べている。

 県出納局によると、昨年12月28日、「県北部土木事務所発注の測量業務4件で、業者間で受注調整している」という談合情報が寄せられたため公取委と県警に通報。今年1月4日、公正入札調査委員会を立ち上げ、13社の代表者に事情聴取したところ、12社が談合を否定する一方、1社は4件のうち1件の入札で談合があったと認めたという。

「ニュース」のランキング