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【座間9遺体】「SNSに頼らないで」 群馬県教委が学校・市町村に注意喚起文 

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【座間9遺体】
「SNSに頼らないで」 群馬県教委が学校・市町村に注意喚起文 

 神奈川県座間市のアパートの一室から9人の切断遺体が見つかった事件で、県内の県立高校の女子生徒が被害にあったことを受け、群馬県教委は13日、会員制交流サイト(SNS)の悪用が事件のきっかけになったとして、児童生徒にSNSの危険性を認識してもらう注意喚起の文書を県立高と各市町村教委に通知した。

 文書は、SNSで知り合った人に会わない▽顔写真などの個人情報を送らない-などのほか、保護者に対しても、家庭内で使い方についてルールを作る▽有害サイトを規制するフィルタリングを設定する-などを呼びかけている。

 同日、開催された県教委の定例会議でも委員から事件について「子供たちが悩みやSOSを発信できる居場所を作らなければいけない」「SNSに頼ることのない対面でのコミュニケーション力を(家庭や学校が)養う必要がある」などの意見が出たという。

 県内高校生のスマートフォン普及率は約98%といい、県教委でも生徒向けにスマホの使い方について講演するなどしてきた。笠原寛教育長は同日の定例会見で、改めて「尊い命を失ったのは痛恨の極み」とし、「悩みを吐露するのにSNSで簡単に発信できてしまうが、学校内外で悩みを打ち明ける環境をどうつくっていくのか。真剣に考え、社会総掛かりで取り組んでいく」と述べた。

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