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給食食べ残し、その後は… 深まる混乱、再開のめど立たず 神奈川

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給食食べ残し、その後は… 深まる混乱、再開のめど立たず 神奈川

大量に食べ残されていた給食=神奈川県大磯町議会事務局提供 大量に食べ残されていた給食=神奈川県大磯町議会事務局提供

 神奈川県大磯町立大磯、国府両中学校で昨年導入された「デリバリー方式」の弁当給食が大量に食べ残されていた問題。家庭の事情などで給食を希望していた保護者らの混乱は深まっている。給食導入から約1年半の間、生徒からは「冷たい」「まずい」などの声が寄せられていたが、髪の毛や虫などの混入が相次いで見つかり、町は製造業者から「継続は困難」との申し出を受けて納入を10月13日に休止した。同16日から全生徒755人(同1日現在)に弁当持参を求めているが再開のめどは立たない。(王美慧)

「弁当作り、大変だけど…」

 「弁当を作るのは大変。だが、おいしくない給食を孫が我慢して食べ続けていたと知ったとき、とにかく心苦しかった」と町内の女性(73)は言葉を詰まらせた。給食が休止になり、女性が毎朝食べ盛りの男子中学生2人の弁当を作る。「自分の負担よりも、ただ孫が喜んでくれれば」と思う一方、「家庭の事情で自分だけ弁当がないことで、つらい思いをさせたくない」と理由を打ち明けた。

 町は代替業者を探すなど具体的な対応が決まるまでは、弁当持参やコンビニエンスストアの利用を許可するなどして対応している。

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