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【座間9遺体】賃貸物件の犯罪利用「全て防止するのは難しい」 不動産業者、対応に苦慮

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【座間9遺体】
賃貸物件の犯罪利用「全て防止するのは難しい」 不動産業者、対応に苦慮

9人の切断遺体が見つかったアパート=2日夜、神奈川県座間市 9人の切断遺体が見つかったアパート=2日夜、神奈川県座間市

 神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件は、警視庁に死体遺棄容疑で逮捕された白石隆浩容疑者(27)が、当初から被害者と接触することを目的に部屋を借りた疑いがある。賃貸物件の犯罪利用を防ぐ対策の強化が求められるが、業界関係者は「誰も入居者が事件を起こすなんて思わない。全て防止するのは難しい」と対応に苦慮している。

 関東地方の不動産賃貸業者によると、業界では入居を希望する人の審査について、保証会社に任せるケースがほとんどという。保証会社は経歴や金融資産の状況などを厳しくみるとされるが、業者は「誰でも審査を通す抜け道のような会社もある」と指摘している。

 暴力団関係者と分かれば入居を断るが、それ以外は審査を通れば入居を認めるのが一般的な対応。振り込め詐欺の拠点など、あらかじめ事件に使う計画があったとしても、それを事前に把握することは相当ハードルが高い。

 

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