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【座間9遺体】遺体身元、確認にデータベース活用か 不明者4000人のDNA型登録、一致で判明は60人

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【座間9遺体】
遺体身元、確認にデータベース活用か 不明者4000人のDNA型登録、一致で判明は60人

複数の遺体が見つかったアパート前には規制線が貼られている=31日午前、神奈川県座間市(川口良介撮影) 複数の遺体が見つかったアパート前には規制線が貼られている=31日午前、神奈川県座間市(川口良介撮影)

 警察庁は平成27年4月から、犯罪や事故の被害、自殺の恐れがある「特異行方不明者」に関し、家族が希望したケースで不明者らのDNA型をデータベース(DB)化している。身元が分からない遺体の特定に向けた仕組み。神奈川県座間市のアパートで見つかった9人の遺体について、警視庁は採取できたDNA型をDBと照合する作業を進めるとみられる。

 警察庁によると、9月末現在、DBに登録されているDNA型は約4千人分。照合でDNA型が一致したことが端緒となって身元が判明した不明遺体は60人という。

 一致しなかった場合でも、警察に保管されている不明者の外形的な特徴などを記録した「行方不明者届」の中に該当するような人がいれば、本人や家族のDNA型を採取して照合する。DBには、不明者本人のDNA型が採取できず、家族のものが登録されていることも。この場合、身元不明遺体と一致しても、特定までにはさらに別の家族のDNA型と照合するなど補充捜査が必要になることもある。

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