産経ニュース

【神鋼データ改竄】MRJにも使用 車メーカーに動揺

ニュース 社会

記事詳細

更新

【神鋼データ改竄】
MRJにも使用 車メーカーに動揺

国産初のジェット旅客機として開発が進む「三菱リージョナルジェット(MRJ)」 国産初のジェット旅客機として開発が進む「三菱リージョナルジェット(MRJ)」

 神戸製鋼所がデータを改竄していたアルミ製品は航空機や自動車に使用されていた。国産初のジェット旅客機として三菱航空機が開発を進める「MRJ(三菱リージョナルジェット)」にも採用され、開発遅れや安全性への影響が懸念される。

 MRJは親会社の三菱重工業が1月、配線の見直しなどに伴う5度目の納入延期を発表。その結果、初納入は当初予定より約7年ずれ込み、平成32年半ばを目指している。

 開発スケジュールへの影響について航空評論家(元日本航空機長)の小林宏之氏は三菱重工と同様に「遅れは出ないだろう」との見方を示す。社内試験を繰り返し、国の認証審査を受けながら開発が進んでおり、部品の強度をその都度確認しているためだ。運航している航空機にアルミ製品が使用されていた場合についても「十分な強度があることを示す『耐空証明』を1機ごとに受けており、安全性に問題はない」とした。

 自動車も神鋼の得意分野で、軽量化による燃費向上のため、車体パネル材などにアルミ製品を供給。国内の自動車メーカーがリコール(回収・無償修理)の必要性を調べるなど動揺が広がっている。

「ニュース」のランキング