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ワンタイムパス盗む新型ウイルス「ドリームボット」初摘発 ネットバンク不正送金容疑 31歳男を逮捕 

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ワンタイムパス盗む新型ウイルス「ドリームボット」初摘発 ネットバンク不正送金容疑 31歳男を逮捕 

 インターネットバンキングで不正送金された現金を引き出したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は、窃盗の疑いで、埼玉県川口市西川口の無職、武村維先(いせん)容疑者(31)を逮捕した。同課は、感染拡大が確認されている新型コンピューターウイルス「ドリームボット」が犯行に使用されたとみている。ドリームボットを使った不正送金事件の摘発は全国初。

 同ウイルスは迷惑メールのリンク先にアクセスしたり、添付ファイルを開いたりすることで感染。感染した端末を使用していると、インターネットバンキングのID・パスワードなどの情報が盗まれ、口座から不正送金される恐れがある。

 さらに、利用者がログインした際に「セキュリティー上の理由」などを装う偽の画面を表示した上、取引ごとに暗号が異なる「ワンタイムパスワード」の入力を要求し、入力と同時に別の口座に送金をする仕組みを持つものもあり、警察当局や金融機関などが注意を呼びかけていた。

 同課によると、武村容疑者は平成28年11月~今年6月、24都府県で93件、計約2億4千万円を引き出した犯行グループのメンバー。中国、ベトナム人留学生や就労者などから不正に購入した口座に送金した現金を引き出す「出し子」のまとめ役を担っていたという。

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