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【横浜患者殺害】捜査は依然難航 入院患者受け入れは再開へ 大口病院事件18日で1年

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【横浜患者殺害】
捜査は依然難航 入院患者受け入れは再開へ 大口病院事件18日で1年

昨年9月、点滴を受けた入院患者2人が中毒死した「大口病院」=15日、横浜市神奈川区 昨年9月、点滴を受けた入院患者2人が中毒死した「大口病院」=15日、横浜市神奈川区

 同じ場所にあった未使用の約50袋の一部からも同種の消毒液が検出され、入院患者を無差別に狙った疑いが浮上。動機による絞り込みも難しくなった。

 捜査本部は事件当時はいなかった元職員らにも聞き込みの対象を広げるなど地道な捜査を続ける。当時院内に防犯カメラがなく、人の出入りを調べるために足跡の解析も進めているが、ある捜査関係者は「数が多く、容疑者の割り出しにつながるかは不透明だ」と苦しい胸の内を明かす。

複雑な思い

 入院患者の受け入れ再開方針に元利用者らの思いは複雑だ。事件発覚の約2カ月前、入院していた母親を亡くした男性(65)は「解決まで待つべきだ」と訴える。八巻さんらが殺害されるまでの昨年7~9月、4階に入院していた患者48人が死亡。事件との関連が疑われている。男性の母親は病死と診断されたが「本当にそうだったのか今も疑問は残る」と話す。

 同病院では事件前、看護師の飲み物に漂白剤のようなものが混入されるなどのトラブルが相次いでいた。職員間の人間関係が事件の遠因となった可能性もある。元職員の男性は「人を変えても、もともとの体質のようなものを変えないと、また同じことが起きかねない」と話した。

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