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【北ミサイル】「その時、どこに逃げれば」 仮設住宅、脆弱さに不安の声

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【北ミサイル】
「その時、どこに逃げれば」 仮設住宅、脆弱さに不安の声

木造の長屋が連なる美田園第1仮設住宅=15日、宮城県名取市 木造の長屋が連なる美田園第1仮設住宅=15日、宮城県名取市

 東日本大震災で家を失った人がいまも暮らす仮設住宅。そのつくりは住宅より脆弱(ぜいじゃく)だ。北朝鮮の弾道ミサイルが列島を飛び越えた15日に訪ねてみると、暮らす人からは、不安やあきらめのほか、現実を直視する声も聞こえてきた。(林修太郎、写真も)

 今回の緊急速報では避難先が「建物」とされ、これまでの「頑丈な建物や地下」から改められた。宮城県名取市にある美田園第1仮設住宅を歩くと、頑丈とは言いがたい木造の長屋が連なっている。

 間取りは2DKで、玄関を上がるとすぐ台所。もちろん地下室はなく、大きな掃き出し窓をはじめ、各部屋に窓があり、万が一に備えるなら、トイレか風呂に逃げ込むことになる。

 仮設住宅で暮らす海津亮子さん(80)は「戦争のとき、逃げ遅れて押し入れで息をひそめたことを思い出す。仮設だと強度が不安。いざその時、どこに逃げればいいんでしょうか」と打ち明ける。近くの伊藤作子さん(76)も「仮設の壁は薄い。避難所が近くにあったらいいなと思うけど」とつぶやいた。

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