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【北ミサイル】再発射に怒り・不安の声「これが日常になるのか」 「今回は本当に落ちてくると思った」

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【北ミサイル】
再発射に怒り・不安の声「これが日常になるのか」 「今回は本当に落ちてくると思った」

北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、北海道内各地を結んだテレビ会議に臨む高橋はるみ知事 =15日午前8時59分、札幌市の北海道庁 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、北海道内各地を結んだテレビ会議に臨む高橋はるみ知事 =15日午前8時59分、札幌市の北海道庁

 「またか」-。北朝鮮が弾道ミサイルを発射した15日早朝、全国瞬時警報システム(Jアラート)が先月29日に続いて鳴り響いた12道県では、繰り返される暴挙に住民の怒りや不安、戸惑いが渦巻いた。東日本大震災の被災地では、行方不明者の潜水捜索が延期されるなどの影響も出た。

 「7:06 北海道地方から太平洋へ通過した模様(もよう)」

 「7:35 日本上空への落下物確認なし」

 前回から1カ月もたたないうちに弾道ミサイルが上空を通過した北海道。Jアラートが発令されると、続々と道庁職員が登庁。当直を含めた十数人態勢で情報収集に当たり、寄せられた情報は次々とホワイトボードに書き込まれていった。

 午前9時の緊急会議で高橋はるみ知事は「再び暴挙が繰り返されたのは極めて深刻で、断じてあってはならない」と語気を強めた。

 JR札幌駅を利用していた札幌市の会社員、木村綾子さん(38)は「とにかく怖い。次は本当に日本の領土内に落ちるのでは」。同市中心地で旅行会社の開店を待っていた無職、宮前清さん(78)は「怖いけど実際には何もできない」と不安を募らせ、近くの大通公園にいた野坂郡司さん(77)は「またかと思った。行為がエスカレートしていて怒りを覚える」と憤った。

 宮城県では宮城海上保安部が女川町の女川港で、家族からの要望で行う予定だった震災による行方不明者の潜水捜索を延期。そのほか、交通機関の遅れによって教員採用試験の開始時間が30分遅れるなどの影響が出た。村井嘉浩知事は「大変危険な行為で許されるものではない」と非難した。

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