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【東日本大震災】旧避難区域の福島・浪江町で伝統の踊り 原発事故後初めて奉納、豊作祈る

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【東日本大震災】
旧避難区域の福島・浪江町で伝統の踊り 原発事故後初めて奉納、豊作祈る

福島県浪江町請戸地区の●(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後 福島県浪江町請戸地区の●(=くさかんむりに召)野神社で、伝統の「請戸の田植踊」を奉納する踊り子たち=12日午後

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が3月末に解除された福島県浪江町請戸地区の●(=くさかんむりに召)野(くさの)神社で12日、江戸時代から続く伝統芸能「請戸の田植踊」が事故後初めて奉納された。太鼓と歌が響く中、6人の踊り子が鮮やかな着物姿で豊作祈願の舞を披露した。

 事故前は地元の小学生が踊っていたが、事故後の6年間で年齢層が上がり、今年は県内外に避難している経験者の中学生から大人が担った。福島市内に避難している舛倉美咲さん(13)は「震災前を思い出して踊れた」と満足そうな笑顔を見せた。集まった地元の人々も踊りに合わせて口上を口にしながら見守った。

 田植踊は毎年2月に行われていたが、請戸地区は東日本大震災の津波で壊滅状態になり、原発事故の避難区域となった。

 踊りを守ってきた請戸芸能保存会の副会長・佐々木繁子さん(67)は「鎮魂と慰霊のため、今年どうしてもやりたかった」と感慨深げに話した。

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