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鳥取連続不審死事件、上田美由紀被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却「計画的で冷酷な犯行」

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鳥取連続不審死事件、上田美由紀被告の死刑確定へ 最高裁が上告棄却「計画的で冷酷な犯行」

上田美由紀被告 上田美由紀被告

 鳥取連続不審死事件で男性2人への強盗殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた元スナック従業員、上田(うえた)美由紀被告(43)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は27日、「借金返済を免れようと殺害しており、強固な殺意に基づく計画的で冷酷な犯行。刑事責任は極めて重い」として被告の上告を棄却した。死刑判決が確定する。

 5裁判官全員一致の結論。直接証拠はなく、弁護側は2件の強盗殺人について無罪を主張していた。

 同小法廷は、被告が(1)行方不明になった被害者と最後に接触していた(2)遺体から検出された睡眠薬を入手可能だった(3)被害者に借金をしており殺害の動機があった-ことなどから「被告が犯人であることは、合理的な疑いを差し挟む余地がない程度に証明されている」と判断した。

 1、2審判決によると、上田被告は平成21年、270万円を借りていたトラック運転手、矢部和実さん=当時(47)=に睡眠導入剤を飲ませ、海で溺れさせて殺害。電器店経営、円山秀樹さん=同(57)=も同様に川で溺死させ、家電製品代金約53万円の支払いを免れるなどした。

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