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学生リーダー格「軍団長」か、暴動呼びかけなど積極参加 大坂容疑者を起訴

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学生リーダー格「軍団長」か、暴動呼びかけなど積極参加 大坂容疑者を起訴

移送される大坂正明容疑者(中央)=7日午後、大阪国際空港(伊丹空港)(山田哲司撮影) 移送される大坂正明容疑者(中央)=7日午後、大阪国際空港(伊丹空港)(山田哲司撮影)

 昭和46年の渋谷暴動事件で、殺人容疑などで警視庁公安部に逮捕された過激派「中核派」活動家の大坂正明容疑者(67)が、当時「軍団長」という立場にあり、暴動の呼びかけや凶器の用意にも関わっていたとみられることが、捜査関係者への取材でわかった。公安部は、大坂容疑者が学生グループの幹部として積極的に暴動に加わっていたとみて捜査。東京地検は大坂容疑者を殺人などの5罪で起訴している。

 公安部は45年余りの逃亡には中核派が支援していたとみており、引き続き実態解明を進める方針。

 捜査関係者によると、複数の関係者らの供述などから、大坂被告は、中村恒雄警部補=当時(21)、2階級特進=を殺害した学生グループのリーダー格である、軍団長という立場にいたとみられる。

 暴動前には知人に参加を呼びかけたほか、火炎瓶の準備などにも関っていた。当日は中村警部補を取り囲み「殺せ、殺せ」と叫びながら、鉄パイプで殴ったり火炎瓶を投げたりする様子が目撃されていた。

 公安部は今月7日に大坂被告を逮捕して以降、共犯者や目撃者ら全国の100人以上の関係者から当時の状況を改めて聴取。記憶が薄れている関係者もいたが、大坂被告の逮捕容疑を否定する供述はなかったという。

 起訴状によると、昭和46年11月14日、東京・渋谷で沖縄返還協定に反対するデモに参加し、警備に当たっていた中村警部補を鉄パイプで殴打し火炎瓶を投げつけて焼殺したなどとされる。大坂被告は黙秘を続けている。

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