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放火殺人に懲役18年求刑 弁護側は殺意否定 静岡地裁沼津支部

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放火殺人に懲役18年求刑 弁護側は殺意否定 静岡地裁沼津支部

 静岡県伊豆の国市で平成27年6月、住宅に火を付け、2人を死傷させたとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた兼子満義被告(74)の裁判員裁判の論告求刑公判が20日、静岡地裁沼津支部(斎藤千恵裁判長)で開かれ、検察側は懲役18年を求刑した。弁護側は殺意を否定し結審した。判決は27日。

 責任能力と殺意の有無などが争われたが、検察側は論告で「火力の強いガソリンを使い、就寝時間を狙ったことから殺意は明らか」と指摘。「トラブルへの恨みという動機も理解できる」とし、責任能力はあったと主張した。

 弁護側は最終弁論で「被告は被害者が逃げ遅れるとは考えていなかった」と殺意を否定。「善悪の判断をコントロールする能力がない心神耗弱状態だった」と述べた。

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