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藤塚浜で離岸流、注意を 9管海保、海水浴控え公開調査 新潟

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藤塚浜で離岸流、注意を 9管海保、海水浴控え公開調査 新潟

黄緑色の着色料が投入された海面。潮の流れを確認した=14日、新発田市の藤塚浜海水浴場(太田泰撮影) 黄緑色の着色料が投入された海面。潮の流れを確認した=14日、新発田市の藤塚浜海水浴場(太田泰撮影)

 海水浴シーズンを前に第9管区海上保安本部は、新発田市の藤塚浜海水浴場で長岡技術科学大とともに公開調査を14日に行い、海岸に打ち寄せた波が沖に戻る際に起きる離岸流が緩やかに生じているのを確認した。遊泳中に強い離岸流に巻き込まれると瞬く間に沖に流され、死亡事故につながる恐れがあり、9管は注意を呼び掛けている。

 調査では、黄緑の着色料を海面に投入して海水の流れを観測し、小型無人機「ドローン」で上空から撮影した。この日は緩やかだったものの、波の高かった13日の調査では全長約150メートル、分速約40メートルの離岸流を確認したという。

 9管によると、離岸流の速さは最大で秒速2メートルに達することもあるという。巻き込まれた場合は海岸には向かわず、海岸と平行に泳いで抜け出す必要がある。県内では平成26年に9人、27年に3人が離岸流に流され、このうち26年には藤塚浜海水浴場で1人が亡くなっている。

 9管海洋調査課の太田毅徳課長は「流されたら、自信のない人は無理に泳がず浮くことに専念してほしい」と指摘。同大大学院の犬飼直之助教は「波があれば規模の大小はあっても離岸流は必ず起きる。波が高ければ海に入らないでほしい」と注意を促している。

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